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オリジナル曲の作り方~歌詞の書き方~

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有名アーティストの曲ばかりカバーを中心に演奏していると、何か物足りなくなってきます。

様々な理由があるとは思いますが「自分の曲がほしい。」と思ったことがある人はたくさんいると思います。

しかしギターはある程度弾けても「自分なんかにオリジナル曲なんて作れないよ」とか「難しいコード使わないといけないんでしょ?」とか「歌詞が出てこないよ~」とか挑戦しない言い訳作って結局何もやらないで終わってしまいます。3年前の僕がそうでした。

人それぞれ作り方があるんでしょうけど、曲は誰でも作れます。

オリジナル曲は意外と簡単にできるんです。

ここではオリジナル曲作成に当たってのポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

詩(歌詞)?曲?どちらから先に作るか

歌詞から作るか曲から作るか。これはシンガーソングライターの間でもよく出てくる話題です。

どちらがいいというわけではありません。

ちなみに僕は曲から先に作る派です。

歌詞はあまり浮かんでこないのですが、メロディーが溢れんばかりに浮かんできます。

メロディーがつくれたら後から歌詞を乗せていくスタイルです。

また、「同時」という場合もあります。

「同時」というのは詩を作りながら曲を作るということですが、そういう場合何か”テーマ”が決まっていることが多いです。

そのテーマに対して詩をどうするか、曲をどんな雰囲気にするかというのが自然と決まっていきます。

といったように、歌詞から作るか曲から作るかは、人それぞれです。

自分で何度も曲作りにトライして、自分のやりやすい方法を見つけましょう!

歌詞(詩)の作り方(書き方)

ここでは歌詞から先に作る方法を中心に説明していきます。

曲・メロディーの作り方はこちら

実際にあった出来事から

実際に自分や自分の周りに起きた出来事を歌詞にします。

代表的な例としては「失恋」です。自分に起きた「失恋」という出来事をテーマに歌詞にしていきます。

「失恋」をテーマにしている曲はものすごく多いですよね。

「失恋」は誰しも一度はしたことがある事なので、共感される場合が多いです。

状況によってはとても書きやすい事があります(別れてホヤホヤの場合とか)。

 

”” 君は離れて行ってしまった

     もう戻ることはないのか

     君がいなくてさびしくて

     君に会いたい もう一度会いたい  ””

ありがちな内容ですが、こういう風に失恋の気持ちやメッセージを歌詞にしていきます。

失恋のほかに、斉藤和義は「ポストにマヨネーズ」という曲で自分に起きた迷惑行為について歌にしています。

曲名の通りでポストにマヨネーズ入れられたみたいです。とてもかっこいい曲なんですが、改めて曲を聞くと笑ってしまいます。

物語風

自分や周りの人に起こった出来事や誰かのストーリーなどの空想の出来事等を物語にする方法です。

物語にするので「起承転結」をしっかり意識して作りましょう。

山崎まさよしの「道化物のチャーリー」という曲が物語風で面白いです。

物語風の曲は、聞いているお客さんは絵本を読んでもらっているような感覚になり、次の展開が気になって歌詞に耳を傾けてもらいやすくなったり、曲に興味を持ってもらえるというメリットもあります。(うまくいけばね)

”” 朝起きた 穴あき靴下をはいた

     パンをくわえて家を出る

     空を見上げた 汗をかいた

   明るい太陽と一緒に僕は行く  ””

本当はもっとテーマを決めてストーリー性を持たせるのですが、イメージとしてはこんな感じです。

この後は何か事件性を含ませるのもありですし、のんびりとした曲を目指すのも1つのやり方です。

連想させてつないでいく

あるテーマ(曲名)の言葉に対して連想される言葉を紙に書き出していきましょう。出てきた言葉をつなぎ合わせて歌詞にします。

このやり方は言ってしまえば意味のない言葉の羅列にすぎません。

しかしそれっぽくうまくつなげば、それっぽくなります。

さらにそれにメロディーを付ければ、立派な曲になります。

意味のない歌詞も、聞く側の人がそれぞれで意味を考えてくれます。

歌詞を書く美学のようなものがある方には大変納得できない方法ではありますが、なんとしてでも歌詞を書きたいという方は使うべき方法だと僕は考えています。

具体的に歌詞を作っていきましょう。

テーマを「コーヒー」にします。連想される言葉を考えます。

苦い、飲む、タバコを吸う、コーヒーとギター、砂糖を入れる、おしゃれなカフェ。

さらにそれぞれのキーワードに関して連想される言葉を考えていきます。

まずは「コーヒー 苦い」だと

味の違いが分からない、大人の味、ちびちび飲む。

また違うワード「おしゃれなカフェ」についても連想される言葉を考えてみます。

星形の机、落ち着いた雰囲気、外国の本、足を組む。

さあここまで出てきた言葉をつなぎ合わせて歌詞を作っていきます。

””  苦いコーヒーを飲む タバコを吸いながら僕は大人を味わう

     オシャレなカフェの落ち着いた雰囲気 棚には外国の本

     味の違いがわからないまま 足を組む  ””

かなり適当ですが、これにメロディー付ければ曲になります。

この手法はできるだけ使いたくないのですが、言葉がなかなか出てこなくて行き詰っている時や、まずは一曲作ってみたいという人にはお勧めです。

自分の主張や気持ちを書く

感じた事や伝えたい事、今の自分の気持ちを書いていきます。

何に対してかはさほど重要ではないです。

その時思ったことをアリのまま書いていきましょう。

例として生きることに対して感じることを綴ってみました。

”” 人生は短い  人間は歳をとる

  後悔ないようにしないといけない

  どう生きるかは自分で決めることができる

  だらけることもできるし、楽することもできるし、なにも考えず日々を過ごすことも可能だ

  しかし俺は日々考え、日々前に進んで行くつもりだ ””

ただの決意表明ともとれる文ですが、もうちょっと言葉の選択を変える等の工夫を施せば、歌詞としては十分使える素材となるでしょう。

メロディーに合わせて適当につぶやく

曲が先にできている場合の歌詞の作り方です。

曲のイメージから浮かんでくる言葉を歌詞にしたり、メロディーをラララで歌っているうちに、適当に歌詞を作っていきます。

この方法だとメロディーに合った言葉を当てはめることが出来ます。(ゴロがいい)

残念ながら歌詞のすべてをこの方法で作成してしまうと、曲自体が統一性のないものになってしまう可能性が高いのでポイントポイントで使っていければいいのではないでしょうか。(又はちゃんとテーマを決めて歌詞を作ればあまりブレる事は少なくなります。)

意外と良い歌詞がポンポン出てきて楽しいですよ。

妄想を書き連ねる

ひたすら妄想を書きます。

ストーリー性があるものにしてもいいですし、自分を誰かの役を演じてその時に感じることをつづってもいいでしょう。

1年ほど前に「君の音」という妄想から作った曲がありますのでその歌詞の一部を見ていきましょう。

”” 長靴はいて家を出る 今日は君が作った秘密の場所へ

  驚いて目を開く 僕を起こす夢の音

  ここはどこなのか ぼやける視界に立ち止る

  音を頼りに君の姿追いかける

  雨降る夜に響く君の音

  私帰るところがないの 家に入れてよ ””

曲を作ってみましたので参考にどうぞ

最後に

色んな歌詞の書き方がありますね。何度もチャレンジしてみて自分に合った方法でやるのがベストです。

余裕が出てきたら”曲の構成を考えながら”歌詞を書く事を意識しましょう。

例えばこの歌詞はAメロ、ここをBメロ、サビでこの歌詞を繰り返して・・・とかです。

歌詞が出てこない人の気持ちは痛いほどわかります。(僕も出てこない方なので)

だから僕の紹介した方法で1つでも使えそうと思って頂けたら嬉しく思います。

曲(メロディ)の作り方も紹介していますので、ご一緒にどうぞ。

では!

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