ギターの弾き方の1つである「アルペジオ」の弾き方について説明していきます。
簡単なものから順番に学んでいけば、かならず身に付きます。
アルペジオの色々なパターンを例に、練習していきましょう。
アルペジオの基本
「アルペジオとは」でも説明しましたが、ルート音がどこにあるか、何拍子か、が大事になってきます。
今回は基本編として、4拍子でベースの音(ルート音)から弾き始めるアルペジオを紹介していきます。
(4フィンガーのやり方です。また、コードはCで練習する場合で説明します。)
例1 イチニーサンシー イチニーサンシー
下の図の様に、ギターの楽譜:タブ譜で説明していきます。
タブ譜の数字はフレット番号を表していて、6つの線は弦を表しています。
つまり、最初の3の部分は5弦の3フレットを弾くという事・・・①です。
次に、4弦2フレットを弾きます。・・・②
その次は3弦は0(つまり開放弦を弾く)と2弦1フレットを同時弾きします。・・・③
そしてもう一度4弦2フレットを弾きます。・・・④
下図の場合は①~④の流れをもう一度繰り返します。
右手の指の使う順番は、親指→人差し指→中指&薬指(同時)→人差し指の繰り返しです。
始めはうまく弾けないと思いますので、一つ一つの弦を確実につま弾いていく事を意識して弾きましょう。
「ゆっくりで確実に」です。
例2 イチニーサンシーゴーロクシチハチ
イチニーサンシーの”イチ”の時に3音同時弾きとなります。
親指&中指&薬指→人差し指→中指→人差し指→薬指→人差し指→中指→人差し指という様に、イチ~ハチまでのカウントを繰り返していきます。
ここで意識することは「鳴らした音は響かせ続ける」という事です。
弾いた後に左手を話してしまったり他の弦に触れてしまったりすると、音がプツリと途切れてしまいます。
なので音は伸ばせるだけ伸ばすことを意識してみましょう。
また、このアルペジオパターンは北の国からの曲にぴったり合います。
他にも合う曲はたくさんあるので、自分で弾きたい曲に合うかどうか試してみてください!
アルペジオの応用
アルペジオのパターンはたくさんありますが、その中で弾き語りに使えそうなものをいくつか紹介します。
- ボサノバ風
- ルート音が先頭に来ない型
- セロリ風
- ベースライン変化型(ピック)
- ベースライン変化型(ピックなし)
勝手に名付けました。
曲に合わせてアルペジオを弾こう
例1と例2を弾ける様になったら、自分の好きな曲にそれを使ってみてください。
ギターが上達していることが自分でも感じ取ることが出来ると思います。
この二つのアルペジオパターンを使いこなせるようになる頃には、もっと他のパターンも知りたい!弾きたい!となって、さらに練習に励んでいることでしょう。
きっとギターが楽しくなっているはずです。
アルペジオ上達方法まとめ
- 例1、例2をひたすら練習する。
- ある程度パターンを覚えたら自分の好きな曲を覚えたアルペジオで演奏してみる。
- 例1、例2以外のパターンをやってみる。
- 自分の好きな曲で試す。
この手順に沿って練習していけば必ずうまくいきます。
あとは本人のやる気次第ですが、やはり弾きたい曲が明確に決まっている場合はモチベーションが保たれやすいです。
目標を設定して頑張りましょう!