弾き語りに慣れてきたら一度自分の歌や演奏を録音してみることをお勧めします。
録音が上達の近道だと僕は確信しています。僕も毎回練習を録音しています。
録音こそが一番の上達法である理由は自分の演奏を客観的に聞くことによって自分の良いところ、悪いところをチェックすることができるからです。
では何に気を付けてチェックすればいいか見ていきましょう。
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録音する際、チェックする事
音程のズレはないか
歌、ギター両方に関してチェックします。どちらかの音程がずれているとムズムズ・・・というような気持悪い感覚になりますよね。要注意です。
歌に関して僕のポリシーとして「音程は絶対に外さない」という事を掲げていますので、録音する際1番に気にして聞いているポイントです。
ギターの音程がズレる原因としては単純にチューニングがズレている場合もありますし、もしかしたらコードを押さえる際に弦を上に押し上げるように押さえてしまって音程がズレている可能性があります。一度自分のフォームを見直してみてはいかがでしょうか。
テンポは乱れてないか
テンポとは曲の速さの事です。
ギター弾き語りに限った事ではないのですが、曲のテンポをキープするというのはとても大切なことです。
曲の中で速くなったり遅くなったりしていると、聞いている側からしても心配してしまいます。
(大丈夫かな、この人大丈夫かな、演奏止まっちゃうんじゃないのかな)
とかです。
安心して聞いていられる演奏というのはやはり一定のテンポであることです。
もちろん狙ってAメロ、Bメロ、サビでテンポを変えるのは大事です。
問題なのは一定にしようとしているのになってない場合です。
テンポ維持を鍛えるには、日々メトロノームに合わせて歌やギターを練習するしかありません。
正確なテンポで弾き語りができるようになるように、意識して練習しましょう。
歌い方にクセはないか
歌っている時に聞こえてくる自分の声と、録音した自分の声は全然違うように聞こえるはずです。それはあなたの耳がおかしいのではなくて、人間の体の構造上そういう風になっています。
実際にみんなに聞こえている声は、録音した声です。最初は違和感があって、自分の声を聴くのがとても気持ち悪く感じるかもしれませんけど、我慢して聞いて下さい。そのうち慣れてきます!
その中で、注意して聞くべき点として歌い方にクセはないかどうかをチェックしてください。好きなアーティストの物まねの様な歌い方になっていないかどうか、とかですね。物まねはよくありません、正直誰かに似せて歌っているのを聞くのは耐え切れない時があります。聞く側としてもその人のオリジナルの歌い方をききたいですし、歌い手としても自分オリジナルの歌い方を習得すべきです。
ノイジーな音が鳴っていないか
弾き語りを演奏しているときには気づかないことがあります。
雑音が聞こえたり、弾いてもいない音がなってしまっていたりすることがたまーにあります。いや、結構あります。
それは自分のギターの弾き方を改善することで治すことが可能なので、弾いて録音して聞いては弾いて録音の繰り返しです。
歌とギターのバランスはいいか
いままで挙げてきた事すべて大事なのですが、弾き語りを見て僕が一番に考えることは、歌とギターのバランスが取れているかという事です。
歌はたどたどしいが、その一方でギターはジャカジャカうるさいくらいに元気に弾いていた場合どうでしょう。うーむとうなってしまいます。逆も然りです。
まあ何事もバランスですから、自分の演奏を全体的に眺めてみてください。なんとも感覚的なことを言っていますが、そのうちわかると思います。
録音の方法
録音の方法について説明していきます。お手軽にスマホで録音する場合と素人なりにマジで録音する場合(PC)を紹介します。
スマホで録音
録音できるアプリを探しましょう。検索したらたくさん出てきます。
僕は「PCM録音」というアプリを使っています。
ボタンを押して“録音”と”停止”をするだけなので簡単です。
感度が良くてしっかり録音できます。スマホって本当にすごいですね。
PCで録音
パソコンで録音する場合はオーディオインターフェースという機材を使います。
マイクやギターをオーディオインターフェースに繋げて、さらにオーディオインターフェースをPCに繋げます。
このように歌やギターを録音することができます。
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