結論から言うと、練習時間は無理をしない程度にしてください。
具体的に2~3時間がベストかと思います。多い日は5~6時間やってもいいかもしれませんが、それが毎日だとケガ等のリスクが出てきてしまいます。
練習のし過ぎで腱鞘炎(けんしょうえん)
ケガのリスクが出てしまう・・・というのも、僕が大学生の時、多い時で1日に7~8時間くらい練習していました。
そのころは練習というより、ギターを買って弾き語りできることが嬉しくて、好きなアーティストの曲をひたすらじゃかじゃか弾いて歌っていました。
楽しみながらギターを弾いていたらあっという間に時間が経っていた、という感覚です。
大学生なので時間はたくさんありましたから、朝9時に起きてギター弾き始めて、途中昼飯を挟んで17時とか18時まで弾いていました。毎日ではないのですが、1日3時間以上は間違いありません。
そのうち指が痛くなって、弦を押さえることができなくなりました。関節の節々に激痛を感じます。インターネットで調べたらすぐにわかりました。ギターを弾き過ぎたことによる腱鞘炎でした。
腱鞘炎はただ休むしかないという事だったので、それからしばらくギターはお休みしました。
幸い、僕の指は症状は軽かったようで、1、2週間くらいしたらほぼ完全に治りましたので少しずつ練習を再開させました。
無理はいけませんよ、という話でした。
量より質
ギターは長い時間やればいいというものではありません。うまくなるとも限りませんし、モチベーションの低下につながる可能性もありますし、下手すれば前述したようにケガの恐れさえあります。
僕が考えるギター練習時間は2~3時間で、その時間内で何をやるかをしっかり決めて練習するのがおすすめです。
例えば1時間は耳コピの時間、次の1時間は音楽理論の本を読みながらのんびりギターを弾く、残りの1時間は好きなアーティストの曲をカバーして弾き語り(実戦)する。といった具合に、やる内容によって時間を割りててしまうのです。
ギターを始めた最初の方ではあまりこんなこと考えずに、がむしゃらにギターを弾くのも大事なのですが、しっかりと計画して上達を目指すのが賢い方法だと思います。
7,8時間やるのは、単純に量が多いので体に染み込ませることは可能なのですが、ダラダラやってしまって内容が薄くなってしまうこともあります。
それであれば、短い時間でしっかりと練習して、残りの時間は座学で学んだりする方がよっぽど効率的に感じます。
最後に
僕は2~3時間を推奨しますが、結局人それぞれです。
ただ、ケガには気を付けてください。腱鞘炎もそうですが、地べたに長い事座ってギターを弾いていると腰が痛くなったりもしますので。
健康第一に練習していきましょう!