アコギやエレキ、ガットギターやベース等、色々な種類の楽器を持ち出すと段々と保管の仕方に頭を悩ますものです。
そんないろんな種類の楽器を持ってしまうあなたにおすすめするギター保管方法です。
「ギターハンガー」~自作しよう壁掛けギタースタンド~
最近のギタースタンドはオシャレで場所を取らないものがたくさん出てきましたが、たくさんのギターを床に保管していたら部屋が狭く感じますよね。
なんとかして、邪魔にならない様にギターを保管する方法はないのでしょうか。
世の中便利なもので溢れ返っています!
僕はガットギター、エレキベース、エレアコギター、エレキギターの合計4本をかけています。
この壁掛け式を使い始めてから、床に何も置かなくてよくなりましたので床の掃除が劇的に楽チンになりました。
今回この壁掛けギタースタンドの自作方法について説明していこうと思います。
壁掛ギタースタンド(ギターハンガー)の自作に必要なもの
うちは賃貸の一戸建てなので(マンションやアパートも一緒ですね)基本的には壁にねじを打ち込むことはできませんが、石膏ボード等は使わずになんとかしました。(強引)
壁紙には一本たりとも穴は開けずに、柱の木の部分にネジを入れました。
この部分です。
大家さんに見られた時に怒られるかな?って一瞬焦ったんですが、すごいですね!ってほめられました。w
そして今回ギターハンガーを取り付けたり、板を取り付けたりヤスリで磨いたりしました。
今流行りのdiyってやつですね。(レベルが低いですが・・・)
ネジを結構打ちつけましたが、バランス良く満遍なく打ちつけたので、壁への負担は無いと思います。
購入したもの
- 板
- ネジ
- 釘
- ギターハンガー
- ヤスリ
- 電動ネジまわし
以上のものを購入しました。
板
縦10cm×横200cm×厚さ3cmの板を購入しました。
横の長さについては設置したい場所に合わせるために購入したホームセンターでカットしてもらいました。
厚さについては、ギターハンガーについてくるネジが2~3cmであったため、それが板を貫通しないように3cm以上の板を狙って買いました。
(でもあまり厚すぎると、今度は壁に固定するネジが長くないといけなくなってしまうので、板は厚さ3cmジャストを探し出しました。)
ネジ
厚さ3cmの板を貫通させ壁にも数cm貫通する長さ(4cm~5cm)のネジを買いました。
ギターハンガー
色々な種類がありましたが、ギターをかけると手前側に外れないようにロックがかかるギターハンガーがありましたのでHERCULES ギターハンガー GSP39WBを購入しました。
ヤスリ
安い紙ヤスリセットを購入しました。
板のカットしてもらった部分を中心に全体的にヤスリをかけました。
電動ドリルドライバー(ねじ回しと穴あけ)
ネジはすぐに入っていかないため、ネジを打つ場所に事前に穴をあけておくのが必須です。ということでドライバーだけでなくドリルの機能も付いているものが必要になります。
このDCMブランドのコードレス電動ドライバーはお手頃価格なのですが、コードがない分パワーは少し足りません。
しかし初心者が自宅でDIYするくらいであれば十分物足ります。
コードレスのメリットとしてはコードが邪魔にならず作業がしやすいといったところです。
デメリットは充電しないと使えない事や、購入時コード有よりも少し値段が高い事です。
コード付きで、ちゃんとしたのを買っておきたいというのであればマキタ 電気ドリル M611がおすすめです。パワーありますよ。
今回はDCMブランドのコードレス電動ドライバーを使って作業していきます。
ドリルとドライバーが一式でついてくるので便利ですね。
構想・手順について
そもそもギターハンガーを直接壁に取り付けずに、なぜ板をわざわざ間に取り付けようとしているのかと言いますと、「壁の木の部分の幅」から「ギターハンガーのネジ取り付けの幅」がはみ出てしまうためです。
なので壁にギターハンガー取り付け用の壁(板)を取り付けるという事です。
構想・完成図
まず完成形を頭に描きやすくするため図式してきます。
板を壁に取り付けるために必要なネジは計20本(全部同じ種類)を使うことになります。
これは板を支える用の長いネジ2本×2(両サイドの赤いネジ)
ギター1本につきネジ4本あれば支えられるだろうということで、ギター4本かけると長いネジ16本(青いネジ)
さらにこれとは別に、実際にギターハンガーを板にとめるために一つのギターハンガーにつき3本の短いネジを取り付けていきます。
手順
手順を簡潔に書けばこうなります。
- ギターハンガーを板に取り付ける。
- ギターハンガーがついた板を壁に取り付ける。
ポン、ポンと2段階の手順で済みます。
1.ギターハンガーを板に取り付ける
ギターハンガーをネジで取り付ける作業に関しては、電動ドリルとドライバーを使えば簡単にできます。
押さえておくべき重要なポイントは、どこにネジ入れしてどこにギターハンガーを設置するかというのをしっかりと板に下書き(しるし)しておくことです。几帳面な人であればメジャーでしっかりと長さや間隔を図って鉛筆かなんかで目印を書いておくと思います。血液型A型の僕です。
一見めんどくさそうですが、しるしを書いておいた方が後から迷わずに済みますし、作業がスムーズに進みます。
ちなみにギターハンガー取り付けまでの作業は床で行います。
2.ギターハンガーがついた板を壁に取り付ける
2人いれば作業効率がいいです。
板を支える人、ネジを入れていく人に分かれてやります。
僕の場合1人でやったのでかなり大変でした。(曲がったり、肩つりそうになったり)
この作業も下準備をしておきましょう。
下準備と言ってもペンで板のどこに穴をあけるのか、壁のどの辺に設置するのか程度で構いません。
作業時間について
結構大がかりな作業になると思っていましたが、2時間程で完成しました。意外とあっさりです。
作業に時間がかかるというよりは、構想に時間がかかりましたね。
でも全然苦ではなかったです。自分で作るメリットっていうのは構想したりする楽しさや、完成した時の達成感ですね。
自作ギターハンガーの動画!
ただひたすら自作ギターハンガーを撮影した動画です。
動画だと全体像がつかみやすいので、ぜひ見てみてください!
壁にかけなくてもいい人は
今回ご紹介した壁掛けギターハンガー。
かなりおすすめなので、興味ある人はやってみて下さいませ。
複数ギターをお持ちで、落下するリスクとか考えて壁にかけず床で保管したいという方は
HERCULES ギタースタンド GS523Bを要チェックです。
追記
石膏ボード専用の壁掛けギターフックを発見したので紹介しておきます。
ホッチキスで簡単設置できるみたいなのでお手軽で良さそうですね。