カポタストの種類やつけ方については「カポタストを選ぶ」で説明しましたが、それが分かったところで”使い道”がわからないと意味がないですよね。
では一体カポって何のために使うのかを説明していきます。
カポを使うと難しいコードを弾かなくて済む
さっそく結論を言います。
本来難しいコードを弾かなくてはならないところを、カポを使えば簡単なコードに置き換えが可能になります。
基本的に、バレーコード(セーハするコード)を減らすようにしてローコードで代替します。
何を言っているかさっぱりわからない人でも大丈夫です、仕組みを知らなくともカポを使う事はできます。
コード譜の先頭には、”カポをどこにつければいいか”が書いてあります。例えば”Capo.1”と書いてあると→”カポを1フレットに付ける”という事です。
カポで簡単なコードへ
カポタストを使うことによってコードが簡単になる瞬間を見せましょう。
Fコードですね、セーハが難関。
ここでカポタストを1フレットに付けてみます。
すると本来人差指でセーハするべきところをカポタストがやってくれている状態になっています。
セーハを除いた部分をみると、なんとEコードになっています!
ほら同じですよね。
まとめると、カポを1フレットに付ければEを弾くだけでFを弾けるということです。
これを応用していきます。
カポを2フレットに付けて曲を簡単に弾こう
F♯から始まる曲があったとします。
バレーコード(セーハがあるコード)がたくさんあって嫌ですね、こんな曲があったら敬遠しがちです。
しかしカポを2フレットにつければ以下のコード進行と同様になります。
バレーコードが1個だけになりましたね。曲もローコードがたくさんで弾きやすくなりました。
最後に
カポを使う理由や便利だという事をわかっていただけたでしょうか。
カポを使うことによって難しい曲も簡単に弾けるのであれば、それを利用しない手はないですね。
早速カポをして演奏してみましょう。